【無料Webセミナー|9月16日開催】歯周病と糖尿病の悪化サインに気づく 日常臨床に役立つ診断・対応ポイント
当日参加できなくてもOK!9/30(火)まで録画視聴可能
開催概要
- 日時:【Live】2025年9月16日(火)20:00〜21:00
※録画視聴:9月30日(火)23:59まで - 形式:オンライン(WHITE CROSS配信)
- 対象:歯科医師
- 費用:無料
- 講師:萩野 礼子 先生(おはぎ在宅デンタルクリニック 院長/歯科医師・博士[歯学])
セミナー内容
近年、糖尿病と歯周病の双方向性については数多くの研究で明らかにされており、歯科臨床においても全身管理の観点から注目が高まっています。
糖尿病患者では歯周病の発症・進行が早く重度化しやすいことが知られている一方、歯周治療の実施が糖尿病コントロールの改善に寄与することも報告されています。
しかし、歯科医師や歯科衛生士が日常の診療現場で「糖尿病の悪化サイン」を見逃さずに捉えることは容易ではありません。
本セミナーでは、歯周治療の過程で確認できる口腔内の変化を、糖尿病コントロール不良の可能性を示す“口腔からのSOS”として整理し、臨床に役立つ観点から解説します。
具体的には、歯肉の炎症反応や創傷治癒の遅延、出血傾向や膿の排出、さらには口腔乾燥や特有の口臭など、日常臨床で遭遇しやすい兆候について取り上げ、それらが糖尿病コントロール状態とどのように関連しているかを示します。また、患者背景を踏まえた問診の工夫や、医科との連携に発展させるための情報提供のポイントについても触れ、歯科医療従事者が全身管理の一端を担う上での実践的なヒントを提示します。
本セミナーを通じて、歯周治療を単なる局所治療にとどめず、全身状態の改善につなげるための視点を共有し、糖尿病患者のQOL向上に寄与する診療のあり方を考える機会としたいと考えています。
こんな医院におすすめ
- 歯周治療を強化したい医院
- 糖尿病患者への対応が多い/課題を感じている医院
- 医科との連携を強化したい医院
- 患者説明やスタッフ教育を充実させたい医院
- 地域で包括的医療を目指す医院